【立ち読み】
【もう少しだけ、つぼみのままで】
家に帰ると、妹とゲームをして遊んでいる女の子がいた。
南野まりも、いつもはもっさんと呼ばれている妹の同級生だ。
地味っぽい感じもするが、とても真面目そうな女の子だ。
だがある日いきなり、極小ビキニを着用した自撮りがもっさんから送られてきた。
うろたえてしまい、スタンプでしか返事ができない。
それからも定期的にエロい自撮りがもっさんから送られてくる…。(恋愛なんてわかんない) 考古学者の父親の書斎にあったカップ麺にお湯を注いら、なんと目の前に、全裸の少女が現れた。
少女は卑弥呼と名乗り、どうやらこの時代にヤマタイ国を復活させるつもりらしい。
少女はツ●ッターでヤマタイ国民を集めようとするもうまくいかず、地道に国を復活させるため、まずはお湯を注いだ男と子作りをすることにした。(卑弥呼であるっ!) ――恋と性を知るには、青すぎる。
でもそんな少女が好きだ。
本当は大人になって欲しくない。
その願い、山崎かずまが叶えます。
少女たちが一番きらめく時間をこの一冊に閉じ込めました。
<収録作品>海とアネモネ/恋愛なんてわかんない/空想科学少女じーにあす/ビター/離島見聞録・よいこのしま/卑弥呼であるっ!
/わらわであるっ!
/卑弥呼であるっ!!
chu/クレオパトラと卑弥呼であるっ!!
/psY/sweet slut パティシエール/脱穀/いつか、花咲く君たちへ。
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