【立ち読み】
2008年、金沢──。
教育実習生としてやってきた美大生の山吹朱希子は、絵が好きな一人の男子生徒に興味を持つ。
滝口蒼太という名のその少年は、漫画同好会のような美術部に馴染めず、放課後に学校からイーゼルを借り、一人、誰もいない教室でキャンパスに向かっていた。
そんな彼に朱希子が絵のアドバイスをしたときから、二人の運命の歯車は動き出す。
ある日、突然のゲリラ豪雨に見舞われ立ち往生していた蒼太。
そこに偶然車で通りかかった朱希子は、びしょ濡れの彼をとりあえず自宅に連れ帰る。
服を乾かすために裸になった蒼太の肉体美を見て、思わず絵のモデルを頼んだ朱希子だったが、刺激されたのは創作意欲だけではなかった……六巻に及ぶ大長編『母が白衣を脱ぐとき』でアダルト・コミック界に金字塔を打ち立てた横山ミチル、待望の新連載!
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